お散歩ログ

OLYMPUS PEN EP-7 と一緒に歩いたログです

里山を歩く

 今日も一日里山の中を歩いていた。人の寄り付かないハイキングコース。山に登れば人とすれ違うことは当たり前だが今日は誰一人としてすれ違わず。里山といえども急登あり崖ありの山道である。おそらく危険度は他の山とあまり変わらないだろう。むしろ誰ともすれ違わない分足を踏み外せばそのまま見つからない可能性もある。

 一日里山を巡っているとなぜここにというものを時折見つける。草に包まれた軽トラック。どうやってここまで登ってきたのかもわからない。草木に包み込まれても決して自然に帰ることは無い。人はどうだろうか。誰にも見つけられずきっと自然に帰っていくのだろう。

 そんなことを考えるのは山を歩いている時ではない。家に帰る途中立ち寄った店で酒を呑んでいる時だ。そんなことを考えながら酒を呑む夜である。