今週はよくわからぬまま過ぎた一週間だった。月曜日は社内の懇親会があり遅くの帰宅。特に多く呑んだわけではないのだがしばらく調子があまりあがらずなのである。
それもそのはずどうやら私は花粉症になったらしい。目が痛み鼻水が出、あまつさえ喉まで痛い始末なのだ。
私は花粉症を克服していたと思っていた。大学時代に住んでいたマンションの近くに大きなビール工場があり出荷待機のためアイドリングを続るトラックが並んでいた30年前。田舎から出てきて健康体だったはずの私が花粉症の症状に悩まされることになった。いや当時は花粉症という言葉もなく、ただ鼻水と涙が流れていたため独り暮らしで大学も休みがちだったため自分自身情緒不安定になっていたのだと勘違いしていたのだ。
その後就職で杉林がまさに林立する県に引越しをすることになるのだが、ウソのように症状が治まったのである。ディーゼルと花粉症への相関関係の有無は議論のあるところであるが私にとっては抜群に効果のあったのだ。あれが花粉症の症状かとようやく理解することができたのはしばらく後のことであった。
東京に戻ってきてからも特に大過なく過ごしていたのだが今年は違うのだ。耐え難い花粉症の症状でまともに仕事に集中できないのである。仕方がないため最低限の業務だけギリギリの進行で進めるという情けない状況なのである。
調子が悪い時はいたし方ないと自分自身を労わっているのだが、これがしばらく続くようであればさすがに通院を覚悟せねばなるまい。