今日は気持ちを切り替えるための一日。朝はいつもより少し起きて朝食を食べた後少しだけお仕事。その後ベッドで横になりお昼までラジオを聞く。そして昼食をとった後にお散歩に出かけた。雪が残っていればいいのにと思いながらのお散歩だったがどこにも残っておらず。結果的に雪が見られたのは玄関先の金魚鉢に屋根から落ちてたまっていた雪のみであった。
雪は無くとも散歩は良いものである。平日、そして曇天で寒い午後、人気のないまち中を歩く。私の住むまちは明治以前は漁村の宿場町、明治以降は政財界の別荘街、戦後は財閥解体の影響で徐々に落ち着いたまちへと変わっていった。今は数年後に控えた邸園の公開に備え改修工事が行われているところである。
歩きながら、立ち止まり、シャッターを切る。シャッターを切るたびに気持ちが切り替わっていくのを感じる。昨日までの興奮から明日からの日常へ向かう。しかしその日常も長くは続かない。数日後はまた半年かけて調整してきた別のプロジェクトが結実するか否かの出張なのだ。
